【日本ハム】新庄監督「×」試合後会見なし 清宮先制弾も39年ぶり12連敗

スポーツ報知

  • ニュース

2023.7.24(月) 06:00

7回1死一、二塁、投手交代を告げた新庄剛志監督(カメラ・渡辺 了文)

◆パ・リーグ オリックス7―5日本ハム(23日・ほっと神戸)

 連敗中も前向きな言葉を発してきた新庄監督は試合後、胸元で「×」印を作って取材エリアを立ち去った。1984年に球団ワーストの14連敗を喫して以来、39年ぶりの12連敗。北海道へ本拠地を移した2004年以降では初の苦境に、もどかしい思いを抑えながら無言で現実を受け止めた。

 若き大砲の一発も勝利には結びつかなかった。「全員で連敗を止めたい」と目元を仲間に塗ってもらったアイブラックで染めた清宮が、初回に5号ソロ。3試合連続の先取点で連敗脱出への機運が高まったが、2回から8回は得点圏に走者を進めたのは1度のみで無得点。直近10試合で6度先取しながら1度も勝利に結びついていない負の連鎖を止められなかった。

 9回にも三塁ベースに当たる内野安打で7試合ぶりのマルチをマークした清宮は、「もっと打ちたいですね。シンプルに」とポツリ。八木打撃コーチは「経験不足っていうのは、試合の中で結果を出して自信にしていくものだから」と、連敗中の平均得点が2・2にとどまる打線に奮起を促した。

 借金は17に膨らみ、最短で29日に自力CSが消滅する。9回、2点差に迫る満塁弾を放ったマルティネスは「負けてしまっているのは事実だけど、過去にすぎない。次の勝利に向けて練習して臨むだけです」と、巻き返しを誓った。(内田 拓希)

関連ニュース

【日本ハム】球団39年ぶり、北海道移転後初の12連敗…清宮幸太郎が先制弾も空砲に
【日本ハム】清宮幸太郎の5号ソロで先制!連敗ストップへ「アイブラック打法で打ちました」
【衝撃】6億円→3500万円…通算5億6500万円の減額は球界最大幅
新庄剛志氏が日本ハム・斎藤佑樹に謝罪
【複数写真】185センチ・狩野舞子さん、潮田玲子さんと“きつねダンス”

記事提供:

スポーツ報知