【ソフトバンク】今季初サヨナラ負けで球団54年ぶりの11連敗 打線大幅組み替えも延長10回力尽く

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2023.7.23(日) 21:20

ソフトバンク・藤本博史監督

◆パ・リーグ ロッテ4X―3ソフトバンク=延長10回=(23日・ZOZOマリン)

 ソフトバンクが今季初のサヨナラ負け。1分けを挟み、球団記録の15連敗を喫した1969年以来、54年ぶりの11連敗となった。

 3―3の延長10回。7番手・津森が1死から佐藤都が右中間への二塁打を許すと、茶谷の中前打、藤岡を申告敬遠で満塁。最後は2死満塁で安田に右前にサヨナラ打を浴びた。

 試合は2回。1死から3連打で満塁とすると、9番・甲斐の併殺崩れの間に先取。しかし、その裏。先発の板東が2死から一、二塁のピンチを招き、佐藤都に逆転の2点二塁打を浴びた。

 それでも、6回。無死一塁でアストゥディーヨが値千金の来日1号逆転2ラン。今季12球団で唯一助っ人に本塁打が出ていなかったが、84試合目にして初アーチ。2リーグ制後では球団最悪の9試合連続2得点以下という不名誉な記録もストップさせ、再びリードを奪った。

 6回。2番手左腕・田浦が簡単に2死を奪い、右打者の6番・山口を迎えたところで3番手の右腕・大津にスイッチ。しかし、大津が山口に同点ソロを被弾。継投が裏目に出て試合は振り出しに戻った。

 打線は7回。相手の失策と2四球で1死満塁としたが、中村晃が右飛、アストゥディーヨが遊ゴロで無得点。8回にも相手の失策と捕逸で無死二塁のチャンスをつくったが、牧原大のバント空振りで二塁走者の代走・川瀬が戻りきれず、タッチアウトとなった。

 この日は3年ぶりに中村晃を4番起用。近藤と柳田の打順を繰り上げて2番、3番に置くなど大幅に打線を組み替えて臨んだが、悪い流れを最後まで断ち切ることができなかった。

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