【西武】蛭間拓哉がV打!チーム5年ぶり6連勝導いた 栗山3号見て「いけるんじゃないかと」

スポーツ報知

  • ニュース

2023.7.18(火) 05:40

2回無死満塁、勝ち越し中前適時打を放ち笑顔で声援に応える蛭間拓哉(カメラ・小泉 洋樹)

◆パ・リーグ 西武7―2日本ハム(17日・ベルーナドーム)

 降り注ぐ大歓声が心地よい。初めて乗った本拠地のお立ち台。西武のドラフト1位ルーキー・蛭間の笑顔がはじけた。「ジャパ~ン!」。登場曲「2億4千万の瞳」のサビ部分を絶叫。若獅子がファンに最高のあいさつで応えた。

 2点を追う2回。目標とする栗山が右越えへ3号ソロ。平沼の適時打で追いついた後の無死満塁で中前へ勝ち越しの2点適時打を放った。「栗山さんのあの一打でいけるんじゃないかと」。試合に出ない時でもベンチで栗山にデータの見方などを教わる。「すごい勉強になって生きています」。大ベテランの全てを吸収しようとしている。

 6回にも中前安打を放ち、今季2度目のマルチ安打。首脳陣も一目置く選球眼の良さは、早大時代から続ける目のトレーニングが役立っている。顔の前で動かしたペンを目で追いかけるなどして動体視力を強化。「効果は出ていると思います」と打撃につなげる。チームも5年ぶりの6連勝で前半戦を締め、自身は18日のフレッシュオールスターに「5番・右翼」で先発。「MVPを狙います」と勢いに乗って富山に乗り込む。

(秋本 正己)

関連ニュース

【試合詳細】西武ー日本ハム(17日)
【西武】栗山巧が3年ぶりの4番アーチ「思い切っていきました」
【西武】辻希美が始球式に登場「楽しく投げさせていただきました」
【西武】高橋光成が3年ぶりの完封勝利で6勝目「最高ですね」
【西武】中村剛也が先制の9号2ラン「本当に打ててよかったです」

記事提供:

スポーツ報知