◆パ・リーグ　西武２―０日本ハム（１６日・ベルーナドーム）

　日本ハムは４年ぶりの９連敗で約２か月ぶりに最下位へ転落した。８４試合で８４通り目の打順を組むも完封負けを喫した新庄剛志監督は「チャンスをつかんでくれる人がいない。一皮むけてくれないと」と打線の奮起を促した。以下、試合後の主な一問一問。

　（自ら切り出し）

　「『打たなきゃ、打たなきゃ』って野球を楽しくやってなさそうじゃないですか？心から。だからマイナス、マイナスに入っている感じもする。こればっかしは、誰かが爆発してくれるのを待つしかない。成長段階というところで、大目に見てあげて下さい。これからですよ」

―今日もオーダーは大幅に変えた

「もう、どれがいいか分からん。いろいろ試して、負け込んでいたらね、動かさないといけないし。まあ、後半戦は勝ったら動かさずに戦っていくから。でも、（今は）それでチャンスをつかんでくれる人がいないんですよ。もったいない。これだけ（選手にとって）チャンスがあるチームはなかなかない。一皮むけてくれないと、もったいない、こんなチャンス…。歯がゆい見ていて」

―８回、石井が本塁を狙った

「いいんじゃない。セーフになると思って行って」

―得点が遠い

「こういう時もありますよ、人生長く生きていたら。選手に聞いてあげて、どう思っているか、この状況を。やるのは選手だから。なんとかしてくれなね」

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