【ソフトバンク】シーズンも鷹の祭典も8連敗 延長10回に松本裕樹が痛恨被弾

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2023.7.16(日) 15:49

8回1失点の好投も実らなかったソフトバンク・東浜

 ◆パ・リーグ ソフトバンク1―2オリックス(16日・ペイペイドーム)

 ソフトバンクが2年ぶりの8連敗を喫した。引き分けを挟まないストレートの8連敗は98年以来だ。

 延長10回先頭のセデーニョに右腕・松本裕が左越えの決勝ソロを浴びた。今季延長戦は2分け挟んで6連勝中だったが、10試合目で初黒星を喫した。

 打線は初回に柳田が左前適時打を放ったが、その後は沈黙。8回2死満塁の好機では、近藤が3ボール1ストライクから外角低めの直球を見送り押し出し四球確信して歩き始めたが、判定はストライクだった。喜んだ鷹ベンチも一気に落胆した。選球眼に優れた好打者は仕切り直して打席に入ったが、空振り三振で勝ち越せなかった。打線は7試合連続で2得点以下となった。

 先発の東浜は8回3安打1失点の力投。1点リードの2回1死から宗に右越えソロを浴びたが、その後は持ち前の制球力と得意のシンカーを武器に打者19人連続アウトに封じた。8回2死で野口に左中間二塁打を許したが、若月を右飛に仕留めて拳を握った。気迫にあふれた99球は報われなかった。

 18年目を迎えた恒例イベント「鷹の祭典」も昨季から8連敗。首位オリックスとは今季最大4・5ゲーム差だ。藤本ホークスが泥沼から抜け出せない。

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