【西武】中村剛也、39歳11か月サヨナラ打 56年ぶり球団最年長記録 追い込まれ軽打で中越え二塁打

スポーツ報知

  • ニュース

2023.7.16(日) 06:00

外崎のペットボトルシャワーから逃げる中村(左)(カメラ・小泉 洋樹)

◆パ・リーグ 西武1―0日本ハム(15日・ベルナドーム)

 百戦錬磨の主砲が、緊迫の投手戦に決着をつけた。両軍無得点の9回1死二塁。西武・中村が中越えサヨナラ二塁打。39歳11か月でのサヨナラ打は、67年(当時は西鉄)のロイを抜く56年ぶりの球団最年長記録だ。

 外野の前進守備を見て「打球の角度を意識した」と、頭上を越える一打をイメージしたが、初球の真っすぐを空振りして「やばいな」。1ボール2ストライクと追い込まれると「手が届く球をエンドランのつもりで」と軽打に切り替え、外角のカットボールを捉えた。力は抜いても、通算462本塁打の長打力はまだまだ一級品。「芯に当たったんで(外野手の頭上を)越える」と確信した打球は、中堅フェンス手前まで到達した。

 ウォーターシャワーと汗でビショビショになりながらの勝利インタビュー。ベルーナDの猛暑には「ガマンしかない」と笑いながら額をぬぐう。今季2度目のサヨナラ勝ちで、3度目の4連勝。前半戦での最下位脱出へ、5位日本ハムと0・5差に。ベテランは「あと2つ勝てるように」と連勝継続をファンに約束した。

 記録メモ 

 39歳11か月の中村(西)が9回にサヨナラ二塁打。球団では西鉄時代の67年5月25日対近鉄戦の10回にサヨナラ安打したロイの39歳5か月を抜いて球団最年長サヨナラ安打だ。中村は通算8本目のサヨナラ安打。球団では11本の清原和博に次いで8本の豊田泰光、栗山巧と並び2番目になった。

関連ニュース

【写真】松井稼頭央監督、モデルの娘がハグ!親子ショット「ぱぱだいすき」
【写真】松井稼頭央監督の美人妻、モデルの美人娘と2ショット
【写真】松井稼頭央監督の美人妻、49歳誕生日に「魔法のメガネ」姿
西武の監督、森友哉に激怒「許されることではない」
【衝撃】6億円→3500万円…通算5億6500万円の減額は球界最大幅

記事提供:

スポーツ報知