西武・平良、ピンチで鷹・近藤を”自己申告”敬遠 満塁で柳田勝負も先制食らう

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2023.7.13(木) 20:08

西武・平良海馬 (C) kyodo News

◆ 2ボールになったあとベンチに向かって自ら合図

 西武の平良海馬投手(23)が13日、敵地・PayPayドームでのソフトバンク戦に先発登板。5回に自ら申告敬遠を要求したあと、痛恨の先制適時打を食らった。

 平良は4回まで無失点。5回は二死から1番・中村晃、2番・牧原大に連打を許し一、二塁のピンチを招いた。3番・近藤に対しては2球連続ボール。ここで自らベンチに向かって何かしら合図を送ると、豊田投手コーチとトレーナーがマウンドへ向かった。

 アクシデント発生かと思われたが、豊田コーチらはすぐベンチへ引き返した。直後に松井監督が球審に申告敬遠を要求。珍しい“自己申告”敬遠で、平良は二死満塁で柳田との勝負を選択した。

 しかし、初球の変化球を中前へ弾き返され、先取点となる2者が生還。柳田は「なめるなよ!」と言わんばかりに両手を広げ、ファンの喝采を浴びた。

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