【オリックス】山本由伸、今季初完投でリーグ単独トップの8勝目「感覚良く自信を持って投げられた」首位とゲーム差なしに

スポーツ報知

  • ニュース

2023.7.9(日) 06:30

力投する山本由伸(カメラ・岩田 大補)

◆パ・リーグ オリックス5―1西武(8日・ほっと神戸)

 オリックス・山本由伸投手(24)が5安打1失点で今季初完投勝利を挙げた。7回以外は毎回の今季最多13奪三振の快投で、リーグ単独トップの8勝目をマーク。お立ち台では「ここまで思ったように三振が取れなかったり、パッとしない投球も多かったので。今日は感覚良く自信を持って投げられた」と胸を張った。

 配球に工夫をこらした。今季最多125球の熱投だったが、ブレーキの利いた得意のカーブは7回までに7球しか使わず、全体通しても15球だけ。代わりに150キロ台前後のカットボール、シュート、フォークといった速球系で獅子打線をねじ伏せた。「変化球はいろんな人に相談して、改善できていたので。すごく投球の幅が広がった」。中嶋監督も「若月と2人で良く考えて攻めたと思います」とバッテリーをたたえた。

 今シーズンはこれで、連敗中に臨んだマウンドで4戦4勝。レッドソックスらメジャー8球団が熱視線を送る中、エースの貫禄を示した。「先発がいつも(救援陣に)助けてもらっている。たまには助けないといけない」。チームは首位・ソフトバンクにゲーム差なし。勝負の夏場にさしかかり、大黒柱がギアを一段上げた。(小松 真也)

関連ニュース

【オリックス】山本由伸、今季初完投でハーラー単独トップの8勝目!メジャー8球団が熱視線
【オリックス】山本由伸が今季初完投でリーグ単独トップ8勝目を狙う 「そこを目指して投げたいと思っています」8日西武戦は完封にも意欲
【オリックス】育成出身ルーキー・茶野篤政が初の2軍落ち 7月は打率・091 福田周平も登録抹消
【オリックス】山下舜平大、6回3失点で2敗目 パ相手に初黒星も「こういう時期は絶対にある。踏ん張っていきたい」
【オリックス】山下舜平大、パ球団に初黒星…でも奮起を誓った「1年間を通して、こういう時期は絶対ある」

記事提供:

スポーツ報知
  • パ・リーグ.com トップ
  • ニュース
  • 【オリックス】山本由伸、今季初完投でリーグ単独トップの8勝目「感覚良く自信を持って投げられた」首位とゲーム差なしに