【楽天】逆転負けで今季最悪の借金13 リーグ最速の40敗目…石井一久監督「あれ以上いっても球が抜ける可能性が高く感じた」
スポーツ報知
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2023.6.29(木) 22:34
◆パ・リーグ ソフトバンク3―2楽天(29日・福岡ペイペイドーム)
楽天は8回に逆転され2連敗。借金は今季最悪の13に膨れあがった。
先発した岸は、3回以降は二塁を踏ませず7回4安打無失点と好投。今季最多の102球を投じ、試合を作ったが中継ぎ陣が踏ん張りきることができなかった。
2―0の8回。2番手で登板した渡辺翔が先頭の中村晃に右前打、続く牧原大に四球を与え無死一、二塁のピンチを招き降板すると、3番手の内が近藤に142キロのスプリットを捉えられ、右越えへ逆転3ランを献上。リーグ最速の40敗目を喫した。
28日の同戦も同点の8回から渡辺翔が勝ち越され敗戦。悔しさを持って臨んだマウンドだったが「ストライクが思っている以上に入らなかった。2戦連続でやられているので、次に切り替えたい。リベンジできるように」と涙を流した。石井一久監督は「(渡辺は)低めに集めていくボールも低めに投げれない。あれ以上いっても球がまた抜ける可能性が高く感じた」と指摘。「岸を何とか勝たせてあげたかった」と肩を落とした。
一方、打線は初回1死満塁から鈴木大の二ゴロの間に先制。なお2死一、三塁から伊藤裕が中前へ2夜連続の適時打を放つも、その後は得点を奪うことができなかった。
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