◆パ・リーグ　西武０―２日本ハム（２８日・那覇）

　日本ハムは西武に０―２で惜敗した。先発・上原健太は７回４安打無失点と地元の沖縄で快投。３番手の玉井が両軍無得点の８回２死二塁で外崎に右前打を浴び、前進守備の万波が本塁へ好返球もきわどいタイミングで生還を許した。新庄剛志監督は「もっと勉強して指示を出したい」と守備シフトを反省。以下は試合後における新庄監督の主な一問一答。

（自ら話し始める）

　「外崎くんのライト前（８回の決勝適時打）は、うちのチームはチャージ。もう５メートルくらい前守るっていう決まりをつくらないと。刺せなかったらね、前に来ている意味ないから。右には寄せたんですけどね。深さがちょっと。毎日、同じ展開の野球はないからね。もっともっと勉強して指示を出していきたい。していきます」

（再び自ら話し始め）

　「上原くん良かったね。今日の投球はトップクラス。あのチェンジアップが合わないんですよね、全然。すんごいボールとバットが離れて、全部あの球でいいんじゃないかっていうくらい」

―地元で勝たせたかった

　「そりゃ、もちろん。まあ地元どうこうじゃなくて。与座くんもね、沖縄で。いい投球をして。負けはしましたけど、ファンの皆さんはいいゲームが見れたんじゃないかな」

―３回に好機

　「（空振り三振に倒れた江越が）与座くんから（２軍で）満塁ホームラン打ってたでしょ。あの映像見てなかったらよかった（笑い）。そしたらスクイズ出した。セーフティースクイズ」

―上原は７回で降板

　「あの７回でいっぱいいっぱい。全力出し切ったので。これ結果論なのでね。上原くんが続投しててもこうなったかもしれないし、抑えたかもしれないけど。（２番手の）河野くんが、最初のフォアボールが余計だったけど。それはもう結果論だから、野球はわからん。競馬でね『３―５―８』が、来るか来ないか分からないじゃないですか。来ると分かっていたら面白くないし。それが野球の面白さであって」

―梅林が初マスク

　「ずーっと使っていなかったから。どういう活躍をしてくれるのかなという楽しさと期待というところで。２本打ったしね、リードも良かったし。良かったんじゃないですか、あのバント（５回無死一塁からバントが投手の正面に転がり併殺）やね。あそこのバントが大事だったかな―。振ったら芯に当たらんけど、バントで芯に当たっていたからね（笑い）。それがまた面白いところ」

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