【ソフトバンク】マー君に封じられ首位陥落 昨季1勝8敗「鷹の祭典」は今年も黒星発進

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2023.6.27(火) 06:30

6回無死、ソロ本塁打を放つ柳田悠岐(カメラ・小林 泰斗)

◆パ・リーグ ソフトバンク1―3楽天(26日・東京ドーム)

 エメラルドグリーンに染まった4万超の鷹党に勝利を届けられず、ソフトバンクは首位から3位に転落した。打線が田中将に7回まで5安打に封じられ、得点シーンは6回の柳田の2戦連続となる11号ソロのみ。3回2死満塁の好機を生かせず、「田中君が良かった。低め低めにうまく投げて。3回で1点でも取っていたら変わっていたと思うけど、そう簡単には」と藤本監督。孫正義オーナー(65)が初の始球式を務めた御前試合を飾れなかった。

 18年目を迎えた恒例イベント「鷹の祭典」は全9試合を開催予定で、この日が初陣だった。通算58勝47敗2分けと勝ち越すものの、昨季は1勝8敗。15日には福岡市内の筥崎宮の宮司を専用ユニホーム(レプリカ)が納品されている倉庫に招いて、必勝祈願まで行った。指揮官も試合前に「おはらいもしてくれたらしいしね。(勝敗が)去年の逆になるように」と誓っていたが、3年連続の黒星発進だ。

 キャプテンの柳田は「勝ちゲームを見せられなかったのは残念ですけど、たくさんの声援をもらえてありがたかった」と前を向いた。次回の名物イベントは7月10日の西武戦(京セラD)。巻き返しはなるか。(小松 真也)

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