【ロッテ】福田秀平が右肩手術から復活の2安打「きょうグラウンドに立つのが怖かった」

スポーツ報知

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2023.6.25(日) 19:48

初回1死、中前打を放つ福田秀平(カメラ・岡野 将大)

◆パ・リーグ ロッテ6―5日本ハム(25日・ZOZOマリン)

 ロッテの福田秀平外野手が、昨年10月の右肩手術から復帰後、初の1軍出場。4打数2安打1盗塁と躍動した。

 コンパクトなスイングで、鮮やかにセンター前にはじき返した。初回に迎えた復帰第1打席、日本ハムの先発・サブマリン鈴木から中前打。一塁ベースを回ると力強く手を叩き、左腕を上げてベンチに応えた。3回の第2打席も中前打を放つと、二盗にも成功。4打数2安打1盗塁と持ち味を発揮した。

 ロッテへ移籍初年度の20年、開幕直前に死球を受け右肩甲骨を骨折。「薬を飲んだり、注射を打ったり。長いリハビリ期間でもダメで、また手術でもダメで、何度も心が折れそうになってもうダメだと何度も思ったんですけど、そのたびに、ドクターやトレーナーの方、家族とか身近な人が支えてくれたので今日、1軍で安打を打つことができてすごく良かったなと思います」としみじみと語った。

 コロナ禍だったため、移籍後では初めて体感するロッテ・ファンの大歓声。「正直なところ、今日グラウンドに立つのがすごく怖かった。3年間、ここに来て何もできてないので、SNSを通じて、叱咤(しった)激励もたくさん受けましたし、今日は本当に怖かったのが、正直なところです。でも、実際にすごい声援を背に受けてプレーすることができて、本当に最高だなという風に感じました。もっともっとこの声援を背に受けて、野球がしたいなという風に思いました」とかみ締めていた。

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