最下位脱出の西武に新星候補 初安打のルーキー・蛭間に解説陣が求める“役割”とは?

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2023.6.25(日) 07:34

西武・蛭間拓哉 (C) Kyodo News

◆ みなぎる活力に解説陣も釘付け

 西武は24日、敵地での楽天戦に1-0で勝利し最下位脱出に成功。「9番・右翼」でスタメン出場したドラフト1位ルーキーの蛭間拓哉がプロ初安打をマークした。

 1点を先制した5回。二死走者無しで迎えた第2打席で相手先発・辛島航が5球目に投じた内角に食い込んでくるカットボールを力強く振り抜き、ライト前に落とすプロ初安打。続く源田壮亮が左安打を放つと、蛭間は快足を飛ばし一塁から一気に三塁まで進塁に成功。ヘッドスライディングでチームのチャンスを拡大する気迫を見せた。

 追加点はならなかったものの、チームは1-0でそのまま逃げ切りに成功。交流戦最終戦からの3連勝で再開を脱出した。


 同日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』にて「当たりは良くないけれど、自分らしい泥臭いヒットだった」という蛭間のプロ初安打後のコメントが紹介されると、解説陣も奮闘する若武者を称賛した。

 特に出演した田尾安志氏は「確かに泥臭いヒットでしたね」と評しつつ、「その後の走塁を見たら足は速いし、それとムード作りというか、彼はムードメーカーにもなると思う」とコメント。ガッツのあるプレーでチームの勝利に奮起した蛭間を讃えた。

 田尾氏はさらに続けて「こういう選手は絶対に必要。一本出たことで打つ方もまたやってくれると思いますし、チームの雰囲気作りにも貢献するんじゃないかな」と高く評価し、今後の飛躍に期待を寄せた。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』



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