【ソフトバンク】有原航平、山本由伸に投げ勝ち首位導いた 8回1失点「自信にして次に向かいたい」

スポーツ報知

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2023.6.24(土) 05:40

7回を抑えて、ガッツポーズをする有原航平(カメラ・義村 治子)

◆パ・リーグ ソフトバンク7―1オリックス(23日・福岡ペイペイドーム)

 日本球界復帰後も“猛牛キラー”ぶりは健在だ。有原が移籍後最長の8回3安打1失点で2勝目。本拠地初勝利でチームを首位に導き「こんなに応援してもらえてうれしい」とお立ち台で笑みを浮かべた。NPB通算62勝のうち17勝がオリックス戦。昨季最終戦で優勝をさらわれた宿敵に相性抜群の新戦力誕生は、今後の戦いにおいても大きなプラス材料になりそうだ。

 初回、森に先制ソロを浴びたが「首振ってスライダー投げて打たれたので…。(2回以降は)拓也(甲斐)のリードに助けられました」。カットボール、ツーシームを中心に芯を外し、2回以降は1安打投球。13のゴロアウトを奪った。防御率0・87。1軍合流は交流戦まで遅れたが、石川、大関、藤井らが離脱する中、新エースの働きだ。8回は志願の続投。今季最多の109球で山本に投げ勝ち「自信にして次に向かっていきたい」と胸を張った。

 チームは4月21日以来、63日ぶりの首位浮上。山本から昨年5月以来の白星を挙げ、対山本の連敗を5で止めた。今季初の貯金10。藤本監督は「山本君に勝った勢いに乗っていきたい」と息巻いた。有原がV奪回の使者になる。

(中村 晃大)

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