【楽天】初回からリードを許し2年ぶりの交流戦勝ち越しならず 石井一久監督「常に追いかける状況になってしまっている」

スポーツ報知

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2023.6.21(水) 21:36

選手交代を告げにベンチを出る石井一久監督(カメラ・池内 雅彦)

◆日本生命セ・パ交流戦 楽天2―5中日(21日・楽天モバイル)

 楽天は序盤から失点が重なり2連敗を喫した。これで交流戦は9勝9敗となり、2年ぶりの交流戦勝ち越しとはならなかった。

 2夜連続で悪夢が襲った。先発した滝中は変化球の精度に苦しみ、初回1死二塁から岡林に先制打を許すと、2回には3連打で2失点。3回と5回にもそれぞれ1点を失うなど5回9安打5失点。試合を作ることができず厳しい表情でマウンドを降りた。

 一方、打線は2回と4回に満塁の好機を作るも無得点。7回に相手の失策などで2点を奪い返すも反撃はそこまでだった。

 20日のヤクルト戦(神宮)も序盤から得点を奪われ13失点で完封負け。一次は初の交流戦優勝の可能性も残っていたが、2試合連続で序盤から試合が崩れた。石井一久監督は「防御率が物語っているようにディフェンスがしっかりできていない時がかなり多かった。常に追いかける状況になってしまっている部分がなかなか交流戦の勝ち越しまでいけなかったところ」と統括した。

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