【西武】西武HDの株主総会で山川穂高内野手に対しての質問 奥村剛球団社長「適切に対処してまいります」

スポーツ報知

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2023.6.21(水) 10:53

 

 西武ホールディングス(HD)の第18回定時株主総会が21日、埼玉・所沢市内で開かれ、株主から強制性交容疑で書類送検された西武・山川穂高内野手についての質問があった。

 「不祥事を起こして解雇と考えてもいいのではないか」という質問に西武・奥村剛球団社長は「株主の皆様、関係者の皆様をはじめ、ファンの皆様に大変ご心配とご迷惑をおかけしており、誠に申し訳ありません。山川選手は知人女性に対して行った行為につきまして検察庁に書類送検され、現在は検察庁の判断を待っている状況でございます。当球団所属の選手が書類送検されたことは誠に遺憾であり、重ねておわび申し上げます。今後の対応につきましては検察庁の判断および関係各所のご意見もお伺いいたしまして、適切に対処いたしてまいります。当球団といたしましては今回の事態を重く受け止め、信頼回復に向けて改めて全選手対象に教育指導を行ってまいります。大変ご心配おかけしまして大変申し訳ございません」と謝罪、説明した。

 また、他の株主からは得点力不足で最下位に沈むチームを憂い、山川の復帰を希望する発言があった。奥村球団社長は「現在山川選手はコンディション調整など総合的に判断して登録を抹消しており、3軍で練習を行っております。当球団といたしましては、本事態につきまして重く受け止めておりますので、信頼回復に向けてまずはしっかりと検察庁の判断および関係各所のご意見もお伺いしまして、適切に対処してまいりたいとこのように思っております」と説明。チームの現状については「ご心配をおかけしておりますが、最後まで粘り強く上位を目指して1試合でも多く勝てるように全力で戦っております。引き続きご声援をたまわりますよう何とぞよろしくお願い申し上げます」と話した。

 山川の書類送検容疑は昨年11月、東京・港区のホテルで知人の20代女性に性的な暴行をした疑い。女性が被害届を提出し、署が任意で事情聴取するなどして捜査していた。今回の騒動を巡っては「文春オンライン」が5月11日に報道し、翌12日に出場選手登録を抹消。球団は「総合的に判断し、コンディション的に抹消」と説明していた。

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