【西武】渡部健人が勝ち越し弾!連敗7で止めた チーム浮上へ「自分のやるべきことをやって貢献したい」
スポーツ報知
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2023.6.19(月) 06:00
◆日本生命セ・パ交流戦 広島4―11西武(18日・マツダスタジアム)
願いが通じた。追いついた直後の5回2死一塁。西武・渡部健人は河野の速球を捉えると、打球が飛んだ左翼方向へ視線をやった。「行ってくれって感じで走っていました」。左翼席へ飛び込むと115キロの巨体を揺らしてベースを一周。連敗を7で止める勝ち越しの2号2ランに「うれしかった」と頬を緩めた。
10日のヤクルト戦(ベルーナD)で自身の三盗失敗も要因となって敗戦。そこから連敗が始まったが、上を向いた。「反省するところは三盗(の失敗)だけ。あとは変えずに自分らしさを出すようにやっています」。トップでバットの先が投手方向に向きすぎていた点を修正。17日にはプロ初の猛打賞を記録するなど調子を上げてきた。
中村が右脇腹の張りから復帰が間近だが、4番の座を譲るつもりはない。「自分のやるべきことをやって貢献したい」。“よくばり君”のバットが沈むチームを引き上げていく。(秋本 正己)
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