【楽天】辰己涼介の逆転2ランで4カード連続勝ち越し 交流戦Vの可能性も…石井一久監督「緊張感がある点数の中でしっかりとやってくれた」

スポーツ報知

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2023.6.18(日) 17:30

6回1死一塁、右越えに5号逆転2ラン本塁打を放った辰己涼介

◆日本生命セ・パ交流戦 巨人1―2楽天(18日・東京ドーム)

 楽天は投打がかみ合い勝利。4カード連続で勝ち越しを決めた。5月11日に腰痛で出場選手登録を抹消された先発・岸は1軍復帰登板で5回5安打1失点で今季2勝目をマーク。歴代5位の交流戦通算24勝目を挙げた。これにより、交流戦優勝の可能性も残した。

 一振りで試合を決めた。0―1の6回1死一塁。相手先発・菅野の投じた126キロのカーブを捉えるとオレンジに染まる右翼席へたたき込む逆転2ラン。「なんとかつなぎたいと思った結果的によかった」。三塁ベースを回ると試合に訪れた家族へ笑顔で指をさして喜びを分かち合った。

 先発した岸は初回2死一塁から岡本に適時二塁打を打たれ先制を許すが、後続を断ち、今季2勝目(2敗)。6回からは継投に入ると計6投手をマウンドに送り逃げ勝った。

 石井一久監督は選手たちへ「皆が本当に粘り強く、ディフェンスをしてくれた。全体的に少ない点数の中で、一番緊張感がある点数の中で、しっかりとやってくれたかなと思います」とねぎらいの言葉をかけた。

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