ソフトバンク、逆転勝ちで交流戦Vに望みつなぐ 野村勇1号2ラン、中村晃V打
ベースボールキング
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2023.6.17(土) 18:16
ソフトバンク・中村晃 (C)Kyodo News
● 阪神 4 - 6 ソフトバンク ○<2回戦・甲子園>
驚異的な粘りを見せたソフトバンクが逆転勝ち。交流戦の成績を10勝7敗とし、逆転優勝に望みをつないだ。
序盤は昨季までのチームメイトだった阪神先発・大竹に苦しめられた。ソフトバンク打線は初回から3イニング連続で3者凡退。1点を追う4回は二死から3番・近藤に右中間フェンス直撃の二塁打で出塁したが、続く柳田は空振り三振に倒れた。
4点ビハインドとなった5回は敵失絡みで無死一、二塁としたが、7番・柳町が二ゴロ併殺。二死三塁で8番・甲斐が左前適時打を放ったが、元同僚左腕に6回4安打1失点(自責点0)と抑え込まれた。
それでも3点を追う7回、二死一塁で代打起用された野村勇が、1号2ランを左翼席へ運び1点差に迫った。1点を追う9回は抑え左腕の岩崎に対し、一死から代打・嶺井が右翼線へ二塁打を放つと、その後二死一、二塁で1番・中村晃が適時二塁打を左中間へ。この打球で二走・周東に続き、一走・谷川原も一気に生還し5-4と逆転した。
なおも二死三塁で、2番・今宮も中前適時打を放ち6点目。2点リードの9回裏は守護神・オスナが13セーブ目で締め、6番手の田浦に2年ぶりの白星が記された。