【西武】与座海人、今季最長となる7回を投げて2失点も2敗目「持ち味は出せたと思います」

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2023.6.6(火) 22:46

西武先発の与座海人(カメラ・佐々木 清勝)

◆日本生命セ・パ交流戦 西武1―2中日(6日・県営大宮)

 ホームとはいえ西武・与座海人にとって初めて踏んだ県営大宮のマウンド。土は慣れた本拠地ベルーナドームと同じものだったが「緊張とまではいかなかったのですが、いつもと違うマウンドからの景色などを意識してか硬さがありました」。そう振り返ったように初回、先頭の大島に右前安打を許すも後続を断った。

 2回以降は高低、緩急を使ったテンポのいい投球で相手打線をかわし4回まで無失点。「2回以降は次第にその硬さもほぐれてきて、自分の持ち味は出せたかと思います」。リズムに乗りかけた5回、落とし穴が待っていた。2死二塁で岡林に右前へ適時打を打たれて1点を先制されると、送球間に岡林が二塁へ。続く細川に中越えへ適時二塁打を打たれた。細川はそれまでの2打席で高めの球をうまく使って空振りの三振に仕留めていたが、初球の直球を狙われた。「何とか2点目は防ぎたかったというのが本音です」と悔しがった。

 それでも、今季最長となる7回を投げて7安打、無四球で2失点。クオリティースタート(先発で6回以上、自責点3以下)は達成した。「よく話し合いながら、いい配球をしてくれたおかげで、しのぐことができました」と古賀に感謝。昨年10勝のサブマリンが初勝利へじわりと浮かび上がってきた。

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