◆日本生命セ・パ交流戦　ヤクルト５―２楽天（４日・神宮）

　楽天は先発した荘司康誠は制球に苦しみプロ最短の２回３安打３失点で試合を作れず敗戦。借金は今季最悪の１２に膨れあがった。

　立ち上がりに苦しんだ。荘司は初回１死から２者連続で四球を与えると、１死一、二塁から村上に適時打を打たれ先制を許した。その後も連打を浴び４７球を投じ３失点。２回は３者凡退で抑えたが、裏の攻撃で打席が回ると代打が送られ降板した。立大時代に慣れ親しんだ神宮での登板となったが「試合を作ることができませんでした。申し訳ないです」と硬い表情を浮かべた。

　３日の同戦では先発した早川が２回６安打６失点でＫＯ。２試合連続で先発陣が粘りきれず。石井一久監督は「先発が作れないと試合にならないですね。せめて５回くらいまではある程度、ビハインドでもリードでも僅差の中で試合を進めてくれないとちょっと厳しい」と苦言を呈した。

　一方、打線は１―５の８回無死二塁、山崎が中前へ適時打を放ち反撃。しかし、無死一、二塁から３者連続三振で好機を生かせなかった。

関連ニュース

・【試合詳細】ヤクルト―楽天
・【楽天】早川隆久　「世代交代」を引っ張り、目標のソフトバンク・和田毅を超える・・・スペシャルインタビュー
・【楽天】荘司康誠が初回に４７球　プロ入り後最短の２回３安打３失点でＫＯ
・【楽天】石井一久監督、投手陣の乱調に苦言「０―２カウントが多すぎる」
・【写真】里田まい、マー君が長女を抱っこする姿