◆日本生命セ・パ交流戦　日本ハム５―２ヤクルト（３１日・エスコン）

　日本ハムはヤクルトに連勝し、新庄政権最多の月間１４勝で５月を締めくくった。ドラフト３位ルーキーの加藤豪将がＮＰＢ１号を含む１試合２本塁打。投げては先発・上沢直之が８回２失点と力投し、５勝目を挙げた。

　試合後の新庄剛志監督の一問一答は以下。

―（自ら）

「え、加藤豪将君のスカウト誰だっけ？」

―（報道陣が爆笑後）

「うれしい。スカウトになった気分やね」

―すごい喜んでいた

「喜んでた。打った時にあんまり今年は握手しに行かないんだけど、日本に来て、慣れない日本で１本目が出たっていうところで、もしかして初めて握手しに行ったんじゃないかな、ホームラン打って。俺がうれしかった」

―２本塁打はビックリ

「びっくり。びっくりですよ。ホームランバッターじゃないからね。やっぱ２ベース、期待は２ベースをたくさん打ってくれるバッターっていう気持ちでドラフトにかけてもらったので、右中間、左中間、レフト線、に打つバットの軌道というか」

―加藤豪は出場全試合でヒット

「いやこの間、エンドランでスイングしなかった。『そういうところをしっかりしていかないと、レギュラーは獲れないよ』ってことを伝えて、次の試合は外した。同じ失敗はさせられないので厳しくいかないと。でもこう２打席連続ホームランを打てるバッターに成長してくれたら、そういうサインをあまり出そうって気持ちにもならないし、バントエンドランを出してほしくなかったら、打てと。それが一番です」

―キャラクターの良さ

「感じている。ちょっとほかの選手と違うオーラがありますよね。しゃべりもアメリカでの考えを日本語で伝えてるものもあるよね。きょうのヒーローインタビューも俺が英語で答えてるようなもんでしょ（笑い）」

―全体的に強い勝ち方になってきた

「続いていますよね、開幕から。これが成長の段階の一歩レベルが上がった時期じゃないですかね。ここから経験を積んで強いチームになっていく。ずっとは続かないけど、続いている時間を長く。みんながファイターズ面白いねと応援したくなるチームになります」

―交流戦首位

「どういうこと？（優勝がある）え、そうなの？　あ、そう。３０００万円も出るの！知らなかった。３０００万円も出るなんて。それは裏方さんのために取りたいね。裏方さんに渡したいね」

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