【西武】古川雄大 野田海人 野村和輝の新人3選手が1軍練習に参加

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2023.5.30(火) 16:45

ファームから1軍の練習に参加して松井稼頭央監督(左)にあいさつする(左2人目から)古川雄大、野村和輝、野田海人らファーム選手 (カメラ・佐々木 清勝)

 西武のドラフト2位・古川雄大外野手(佐伯鶴城)、同3位・野田海人捕手(九州国際大付)、育成ドラフト1位・野村和輝内野手(日本海オセアンリーグ・石川)の新人3選手が30日の阪神戦(ベルーナドーム)前の1軍練習に参加した。

 新人が試合前の1軍練習に参加するのは初めてのことで、球団の青木智史・人財開発チーフ兼育成は「ファームと1軍の環境、施設の近さを生かして、しっかりと1軍レベルを、どれくらいの技術をやってるかという肌感をしっかりと経験してもらうというところで若手3人を連れてきました」と説明した。

 3選手は練習開始前のミーティングで紹介されると、早出から練習に参加。古川は愛斗と、野村は平沼と組んでノックを受け、野田は柘植、古賀とともに捕球練習に取り組んだ。1軍の選手と練習をこなしたことで、3選手ともに1軍のパワー、スピードを実感した様子。古川が「体験できて守備や打撃の力強さとか色々な経験を積めたのでこの経験を生かしてこれからの野球に生かしていきたいと思います。愛斗さんとか鈴木さんとかすごいなと思ったので守備を主にやっていって頼られる選手、守備っていうのを目指したいですね」と抱負を口にすれば、野田は「野田コーチからしっかり捕球の仕方とか教えてもらってちょっとはうまくなった気はするので、これから継続してやって、柘植さん古賀さんを超えられるような選手になれるように頑張りたいと思います」と誓った。野村も「ずっとフルスイングじゃなくて8割、7割の力で本塁打ををアベレージ的に打てる打者になれたらいいよと言ってもらったので、そこはこれから伸ばしていきたいと思います」と決意を示した。

 3選手は試合前のミーティングにも参加し、試合を見学。球団は今後も若手選手を1軍練習に参加させて、経験を積ませていく方針だ。

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