【日本ハム】痛恨“お見合い”のドラ1・矢沢宏太「何が何でも捕るべきだった」

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2023.5.26(金) 22:03

8回無死、フランコの打球を譲り合いヒットにする矢沢宏太(右)と江越大賀(カメラ・池内 雅彦)

◆パ・リーグ 日本ハム3―4楽天(26日、エスコン)

 4位の日本ハムは5連敗中だった楽天に痛恨の逆転負けを喫し、カード初戦を落とした。

 明暗を分けたポイントは8回。力投を続けていた先発・伊藤大海がベンチの判断で続投し、迎えた先頭。遊撃と左翼の間に上がった平凡の飛球を、ショートの上川畑とレフトの矢沢がまさかのお見合い。不運な形で出塁を許し、続く4番・浅村に逆転2ランを浴びた。

 試合後、矢沢は「(上川畑)大悟さんも声をかけていたらしいんですけど、聞こえなかった。行くしかないと思って行って、最後の最後に声を出した感じ。意思が通らなかった。声を出したので、僕が何が何でも捕るべきフライだったと思います」と悔しさをにじませた。上川畑も「最後声がかかったので(引いた)。連携不足です」と下を向いた。

 新庄剛志監督は一連のプレーについて「ファンの皆にあんなプレーを見せるの恥ずかしい。それをさせれてない監督、コーチがね、一番悪いし、何か起こる前にこういうことに気を付けなさいよっていうね教えがまだ足りてない。ただ、声出した以上は、外野が全部捕らなきゃいけない」と振り返った。森本コーチは「しっかり次に生かさないといけない」と話していた。

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