ロッテ・小野コーチ「いつも通りやってくれればいい結果が出ると思っていました」2度の“ブルペンデー”勝利の舞台裏

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2023.5.26(金) 11:00

ブルペンデーを勝利した21日の楽天戦後のロッテの選手たち(C)Kyodo News

◆ 2度のブルペンデーはいずれも勝利

 ロッテは5月14日の日本ハム戦から引き分けを挟んで現在6連勝中だ。18日のオリックス戦と21日の楽天戦は“ブルペンデー”となったが、リリーフ陣の頑張りが勝利に繋がった。

 “ブルペンデー”を振り返ると、18日のオリックス戦は先発・廣畑敦也が2回を無失点、3回以降も岩下大輝、東妻勇輔、西村天裕、ペルドモ、小沼健太と8回まで無失点に抑え、9回に登板した坂本光士郎が二死走者なしから3連打で失点したが、最後は守護神・益田直也が締めて、5-1で勝利した。

 21日の楽天戦は予告先発となっていた森遼大朗が登板を回避し、代わって岩下が先発。岩下は2つの四球を与えるも無失点で切り抜けると、2回から廣畑がマウンドに上がり、3回・51球を投げ1失点に抑え、5回からは坂本、東妻、澤村拓一、ペルドモのリレーで、6-4で逃げ切った。

 “ブルペンデー”で2勝したことも凄いが、それ以上にリリーフ陣がしっかりと自分の役割を全うし、次の投手に繋いだことが素晴らしい。

◆ “ブルペンデー”の舞台裏

 ブルペンを担当する小野晋吾コーチはマウンドに向かう投手たちに「長いイニングを投げるわけではないので、いつも通り1球1球、一人一人大事に投げ切って」と声をかけて送り出した。

 振り返ると、4月末に行った取材で小野コーチはリリーフ陣に「試合の流れを見ながら準備できるように、こっちが促すような声掛けをしています」と話していた。リリーフ陣一人一人の準備力、意識の高さが勝利に繋がったのではないだろうかーー。

 「今のブルペン陣はいい準備をしてくれている、いつも通りやってくれればいい結果が出ると思っていました。週2回のブルペンデーはないですからね。そういうアクシデントにも自分たちの仕事をやってくれたのは良かったと思います」。

 また、吉井理人監督、黒木知宏投手コーチ、小野コーチと連携をしっかりととれていたことも大きい。小野コーチは「試合前のミーティングで順番とかをある程度決めて、監督からそのままいってくれたので、選手たちも準備をしやすかったと思います」と話し、役割を全うしたリリーフ陣には「アクシデントもなく、自分のイニングをしっかり投げてくれたと思います。本当にうまくいけたと思います」と労った。

 貯金「10」で現在首位を走るロッテは、投手力を中心にした守り勝つ野球で勝利を積み重ねている。データを見ても分かるように、6回終了時点でリードしていれば、25日現在20勝1敗だ。この先も投手陣、特にリリーフ陣の出来が重要になってくる。

 「本当みんな頑張ってくれているので、バテないようにじゃないですけど、色々声がけをしたり、あとは数字的なものも話していきながら、よりよく打ち取れるような準備ができるように声がけはしていきたいと思います」と小野コーチ。先発からもらったバトンをリリーフ陣が勝利に導くため、懸命に腕を振る。

▼ 5月18日vsオリックスの投手継投
廣畑 敦也 2回 35球 1安打 3三振 0失点
岩下 大輝 1回 11球 0安打 0三振 0失点
東妻 勇輔 3回 37球 2安打 3三振 0失点
西村 天裕 1回 13球 0安打 2三振 0失点
ペルドモ 1回 15球 1安打 1三振 0失点
小沼 健太 1回 19球 0安打 0三振 0失点
坂本光士郎 0回2/3 25球 3安打 1三振 1失点
益田 直也 0回1/3 4球 0安打 0三振 0失点

▼ 5月21日vs楽天の投手継投
岩下 大輝 1回 19球 0安打 0三振 0失点
廣畑 敦也 3回 51球 3安打 1三振 1失点
坂本光士郎 1回1/3 12球 0安打 0三振 0失点
東妻 勇輔 1回2/3 27球 2安打 0三振 1失点
澤村 拓一 1回 23球 3安打 1三振 2失点
ペルドモ 1回 16球 0安打 1三振 0失点

取材・文=岩下雄太

※お詫びと訂正
初出時に5月18日に登板した益田投手のイニング数に誤りがございました。大変申し訳ございませんでした。

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