2発6打点のロッテ・安田を解説陣も大絶賛「もっと強打者になりそうな雰囲気」
ベースボールキング
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2023.5.25(木) 07:24
ロッテ・安田尚憲 (C) Kyodo News
◆ 打率も.285に上昇ロッテは24日、ZOZOマリンでの西武戦に11-1と快勝。「5番・三塁」でスタメン出場した安田尚憲が2ホーマー6打点の大暴れで、チーム6連勝に貢献した。
安田は初回の第1打席、二死一・二塁のチャンスで打席を迎えると、西武先発・今井達也が投じたインコースへの140キロスライダーをコンパクトに振り抜き、約1カ月ぶりとなる3号3ランを放つ。さらに、無死一・三塁の好機で迎えた3回の第二打席では、外角の真っすぐを逆らわずにレフトスタンドへ運ぶ2打席連続の3ラン。7回にも安打を放ち、この日は3安打・2本塁打で6打点の大活躍だった。
試合後のヒーローインタビューに登場した背番号5は「小島さんがテンポ良く投げてくれたので、このような大量得点に繋がった」と語り、「僕自身もホームランをずっと打ちたいと思っていたので、今日打つことができて良かった」と喜んだ。
24日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の高木豊氏も、この日の安田について「1本目、インコースへのスライダーは難しいボールだったが上手く打っていた。そして2本目は、前の打席でスライダーを捉えたので、今度は真っすぐを狙って打つことができていた」と振り返り、「非常に良いバッティングだった」と手放しで称える。
また、同番組に出演した大矢明彦氏も「1本目はインコースへのスライダーに対して“かかと”を使って、うまく回転して打つことができた」とし、「2本目はしっかりと右足を踏み込んで“膝”を使いながら打てていた」と2本の本塁打の“違い”について分析。続けて「安田はこれからもっと強打者になりそうな雰囲気がある」と今後のさらなる活躍にも期待を寄せた。
この試合の活躍で、今季の打率は.285まで上昇。4本塁打で15打点と着実に成長を遂げている24歳のスラッガーは、6連勝と首位を快走する吉井マリーンズにとって、今や欠かせない存在となっている。
この日の2ホーマーをきっかけに、今後の本塁打量産にも期待したいところだ。