【西武】追い上げも及ばず5位転落 5失点の先発・松本航に「本人が一番反省しているんじゃないですか」

スポーツ報知

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2023.5.19(金) 22:39

6回、選手交代を告げる松井稼頭央監督(カメラ・谷口 健二)

◆パ・リーグ ソフトバンク5―4西武(19日・ペイペイドーム)

 あと一歩及ばなかった。3点を追う8回。代打の栗山が中前打で出ると、続く代打の金子も右前へはじき返し一、三塁に。なおも代打の佐藤龍がしぶとく右前へ落として代打3連打で2点差として先発の石川を引きずり降ろした。さらに代わったモイネロから若林が初球で送りバントを決めて1死二、三塁とすると、外崎が中前打を放って1点差に。「代打というのは非常に難しいんですけど、それでもしっかりと準備してくれて、その中でヒットも出ましたし、つながりもありましたから」と松井監督。勢いに乗ったが、後続が断たれた。

 初回、外崎の左越え7号ソロで1点を先制。4月28日の楽天戦(ベルーナドーム)以来となる初回の先制点で勢いに乗りかけたが、先発の松本が1回3分の2で5失点。序盤の失点が最後まで重かった。「ローテーションを任せてあるわけですから、本人が一番反省しているんじゃないですか。次は期待したいです」と指揮官。後を継いだ佐々木、ボー、青山、平井が無失点でしのいだことは好材料。借金は今季最多の5にふくらみ、日本ハムと入れ替わって5位に転落したが、松井監督は「あしたもいきますよ!」と元気に前を向いた。

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