8回に決勝打を放ち、喜ぶ日本ハムの代打・ハンソン (C)Kyodo News

● オリックス 0 － 1 日本ハム ○
＜6回戦・京セラD大阪＞

　完封勝利の日本ハムは今季2度目の3連勝。ソフトバンクに敗れた西武と入れ替わり4位へ浮上した。

　日本ハムは両軍無得点のまま迎えた8回、無死一塁で、途中出場のアルカンタラが三塁前に絶妙なセーフティバントを決め一、二塁。続く2番・万波の送りバントで一死二、三塁とし、代打のハンソンが均衡を破る右前適時打を放った。8日にBC茨城から新加入したばかりの新助っ人は、これが移籍後初安打初打点。新庄監督の期待に応えた。

　投げては先発の加藤貴が8回4安打無失点の快投。1点リードの9回は田中正が5セーブ目（1勝1敗）で締めた。加藤貴は今季初完封をマークした前回13日のロッテ戦（エスコンF）に続く無失点投球で3勝目。これで5日の楽天戦（エスコンF）の7回から18イニング連続無失点とした。