楽天・石井一久監督 (C) Kyodo News

● 楽天　1 － 10　ソフトバンク ○
＜6回戦・山形市＞

　楽天は17日、山形市・きらやかスタジアムでソフトバンクに敗戦。投手陣が10失点と崩れ、大敗を喫した。

　楽天の先発、ドラフト1位ルーキー・荘司康誠は2回、先頭の栗原陵矢のヒットをきっかけに一死二・三塁のピンチを招くと、川瀬晃、甲斐拓也に連続適時打を浴び2失点したが、その後は立ち直り、7回途中まで3失点に抑え試合を作った。

　しかし8回、3番手・バニュエロスが野村大樹、今宮健太などに適時打を打たれ1－7と点差を広げられると、4番手・西口直人も流れを止められず、終わってみれば2桁10失点。6回2/3（107球）を投げ5安打3失点だった荘司は、またしてもプロ初勝利とはならず2敗目を喫した。

　打線も相手先発のベテラン・和田毅の前に沈黙。小郷裕哉が放った適時打の1点に抑えられた。

　楽天は連勝が2でストップ。同日に勝利した日本ハムにかわされ、再び借金6の最下位に転落した。