【日本ハム】上沢直之が魂の5年ぶり完封「昨日たくさん中継ぎが投げていたので」悪夢の前夜を払拭

スポーツ報知

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2023.5.17(水) 22:50

完封勝利を挙げ清水優心(右)と笑顔を見せる上沢直之(カメラ・中島 傑)

◆パ・リーグ 日本ハム3―0西武(17日、エスコン)

 日本ハムの上沢直之投手が今季初完封。9回120球を投げ抜き、被安打4、9奪三振の快投でチームの連敗を2で止めた。試合後の主な一問一答は以下の通り。

―完封は5年ぶり

「苦しい時期はずっと続いて、今もそんなに、完璧かと言われたらそんな状態じゃないですけど、その中でしっかりチームに貢献できたことはすごくうれしいこと。ずっと苦しいのは苦しいので。僕も何とか結果出して貢献したいなっていうのがあった。その中ではすごく理想的な結果なので、すごくよかったなって思います。継続しなきゃ意味ないので次、頑張ります」

―捕手の清水が援護

「点を取るべきタイミングできょうは打線が点を取ってくれた。ベンチの雰囲気もすごく良かった。すごく僕の中では気持ちが楽になったし、すごくありがたかった。感謝したい」

―バッテリーでお立ち台

「僕が打たれたときは(清水)優心も悔しい思いしているだろうし、共同作業でつくっているので。きょうは2人にとって良い結果になって良かった」

―8回で109球。9回は迷わず

「そうですね。昨日たくさん中継ぎの人が投げていたので、なるべく今日は僕が全部投げた方が明日以降、中継ぎの人も休んで投げられるので」

―変化球が素晴らしかった「きょうは左打者にはカットは一切投げていない。ちょっと良くないって数字が出ていたので無しにして。頑張って直球をインコースに投げていこうっていうのがしっかりハマった」

―勝負所でチェンジアップ

「チェンジアップもなかなか割合が少なかったので、今日はたくさん投げてみようかなと思って、いいところでしっかり決まった」

―打球が直撃したのは右の尻あたり

「そうです。当たった瞬間は当たった瞬間は痛かった。今は大丈夫ですね。でもやっぱミミズ腫れみたいに、ボールの後がくっきりなっていますけど、あした以降って感じ」

―負けるとユニホームが終わってしまうという話も

「そうですね。そんな話もベンチ裏で結構チラホラ出ていた。勝ったらこれまた着ることになるんじゃね、みたいな話になっていたので、どうせだったら勝って、またファンの方から『あのユニホーム強かったね』って思ってもらえるような限定ユニの期間にしたいので。僕も5年ぶりに完封できて、縁起が良い。できれば着たいなと思います」

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