【ソフトバンク】母の故郷・山形で和田毅が好投 今季最長の6回3安打1失点 自身13年ぶりの地方球場も苦にせず

スポーツ報知

  • ニュース

2023.5.17(水) 20:26

今季最長の6回を投げたソフトバンク先発・和田毅(カメラ・池内 雅彦)

◆パ・リーグ 楽天―ソフトバンク(17日・山形)

 ソフトバンク・和田毅投手が思い入れのある地で今季最長の6回を投げ、3安打1失点と好投した。

 地方球場での登板は10年8月4日の日本ハム戦(旭川)以来、自身13年ぶりという一戦。初回先頭の山崎に右前打を許したが、1死二塁から伊藤、浅村を打ち取った。味方が2点を先制した直後の2回は無死一塁から小郷に右中間への適時三塁打を浴びたが、1死三塁からスクイズを外して同点を阻止した。

 6回2死。浅村への4球目、この日80球目に最速の146キロを計測。中12日のマウンドで20歳年下の楽天ドラ1右腕・荘司と投げ合い、日米通算21年目の技と経験を示した。

 和田の母・照子さんは山形・鶴岡市出身。小学生の頃、夏休みは母の実家に帰省し、親戚と遊んだ記憶がある。「家の中に入ってくるオニヤンマ(とんぼ)を捕まえたり、アブを退治したり(笑い)。裏山でそりをやったりとか、小さい時はアウトドアでしたね。庭で弟とキャッチボールをして、プラスチックのバットで打ったりした記憶もあります」。今回の舞台、きらやかスタジアムのある山形市は初訪問だが「全く縁がないわけではないので。そういう意味ではすごく運命というか。ここまで野球をやってきたからこそ、こういう場が巡ってきたと思うので。祖母もだいぶ高齢ですし、(実家から山形市まで)3時間ぐらいかかってしまうので、今回は(生観戦が)難しかったんですけど、(テレビ)中継があると思うので、見てもらえるかなと思います。いい姿を見せられるように」。有言実行の投球だった。

関連ニュース

【試合速報】楽天―ソフトバンク
【ソフトバンク】甲斐拓也が見せた“執念” スクイズ外されるもバットを投げてファウルに 直後の球をタイムリー
【ソフトバンク】藤本博史監督の苦悩 5度目完封負けに打開策は?「初回からスクイズするとかね」一問一答
【ソフトバンク】5番起用のアストゥディーヨが大ブレーキ セパ唯一の今季助っ人勢ノーアーチ 5度目の完封負け
【ソフトバンク】周東佑京、両リーグ単独トップ11個目の盗塁成功 ここまで失敗わずかに1

記事提供:

スポーツ報知
  • パ・リーグ.com トップ
  • ニュース
  • 【ソフトバンク】母の故郷・山形で和田毅が好投 今季最長の6回3安打1失点 自身13年ぶりの地方球場も苦にせず