【オリックス】宮城大弥、気迫で7回1失点 初回バット直撃しても5月の不敗神話継続

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2023.5.17(水) 06:20

1回1死二、三塁、井上晴哉の折れたバットを体に当てながら打球を処理し投ゴロに打ち取った宮城大弥(カメラ・今西 淳)

◆パ・リーグ ロッテ1―1オリックス=延長12回=(16日・ZOZOマリン)

 

 白黒がつかなくても、中嶋監督の声は明るかった。「本当に丁寧に、いい投球をしてましたよね。種市投手」。2試合で計13投手をつぎ込み、14日のソフトバンク戦(京セラD)に続いて引き分け。9回を最少失点と出色だった相手右腕をたたえ、「頑張ってもらいましょう」と打線にもハッパをかけた。

 リーグ単独トップの5勝目を目指した宮城も闘志満々だった。初回1死二、三塁では、投ゴロに仕留めた井上のバットが腹部と左手首付近に当たった。「しっかり切り替えられた。いい感じに投げることができた」。大事には至らず、7回を1失点。5月はプロ入りから11試合で8勝無敗と神話を継続した。

 2位のロッテとは6試合を消化し、すべて2点差以内の決着。首位を守り、中嶋監督は前を向いた。「どちらも投手力というか。何とか1点でも多く取ることが必要になってくると思います」。まだシーズン序盤。課題や収穫を拾い、勝負どころにつなげる。(長田 亨)

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