オリックス、今季初の引き分け 平野が日米通算200ホールド&200セーブ達成

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2023.5.14(日) 17:39

オリックス・平野佳寿 [写真=北野正樹]

オリックス 3 - 3 ソフトバンク
<9回戦・京セラD大阪>

 オリックスは今季初の引き分け。5番手で1イニングを無安打無失点に抑えた平野佳寿投手(39)が、NPB史上初となる「日米通算200ホールド&200セーブ」を達成した。

 3試合連続で無失点投球を続けていた先発の山下は、この日も序盤のピンチを切り抜け4回まで無失点。しかし2点リードの5回、8番・周東に右越えソロを浴び、これがプロ初被弾となった。

 6回は一死から3番・近藤、4番・柳田に連打を許し一、三塁のピンチを招くと、5番・栗原に右前適時打を浴び追いつかれた。さらに、6番・柳町にも左前適時打を許し勝ち越し点を献上。4連打を浴びたところで降板となった。なおも一死一、二塁のピンチを2番手・比嘉が無失点で凌ぎ、山下は5回1/3で計94球、6安打3失点、4奪三振2四球の登板結果。試合前まで0.37だった防御率は1.21となった。

 打線は1点を追う8回、ソフトバンクのセットアッパー・モイネロに対し二死二塁の好機を作ると、代打・福田が値千金の中前適時打を放ち同点。この瞬間、山下のプロ初黒星の可能性は消えた。

 そのあと勝ち越し点は奪えなかったものの、投手陣は山下のあとを受けたリリーフ陣が無失点リレー。9回を無失点に抑えた平野は日米通算200ホールドに到達し、すでに達成済みの日米通算200セーブと合わせ、史上初の快挙を成し遂げた。

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