【ロッテ】プロ初本塁打の池田来翔「流れを持ってこれる打撃したかった」

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2023.5.9(火) 22:06

プロ初本塁打のボールを吉井理人監督(右)から渡され笑顔をみせる池田来翔 (カメラ・小泉 洋樹)

◆パ・リーグ ロッテ6―2西武(9日・ベルーナドーム)

 ロッテの大卒2年目・池田来翔内野手がプロ初ホームランを含む3安打1打点の大活躍。引き分けを挟んでチームの連敗を止めた。

 この日はプロ初となる「1番・三塁」でスタメン出場すると、初回に左中間を破る二塁打、3回には左翼線二塁打をマークするなど猛アピール。さらには1点リードの7回2死、今井の変化球を捉え左翼席へとたたき込むプロ初アーチをマークし、3安打1打点と初の猛打賞でチームを勝利へと導いた。

 「チームで一番最初に回ってくるので、チームに流れを持ってこれる打撃がしたかった。自分自身もチャンスだと思って思いっきりいきました」。国士舘大から21年ドラフト2位で入団し、180センチ、95キロと長打力が魅力の大型内野手。チームは現在、中村奨、藤岡、安田に加え、ドラフト2位・友杉や、茶谷も猛アピール中とレギュラー争いは激しいが「去年(結果出なくて)ダメだったので、今年はやらなきゃいけないっていう思いがある」と燃えている。

 来翔という名前は父・真樹さんが社会人野球時代に都市対抗で右翼手で出場し右翼席へホームランを打ったことから由来しているが、この日は全て左翼方向への安打。「結果なのでそれは。次はライトに打てたら一番いいけど、難しいので。ホームランだったらどこでもいいです」と笑い、ホームランボールは「親に渡します」と握りしめた。

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