オリックス・宮城が今季初完封 リーグ単独トップ4勝目「めっちゃうれしい」
ベースボールキング
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2023.5.9(火) 21:26
楽天戦に先発したオリックス・宮城 (C)Kyodo News
● 楽天 0 - 2 オリックス ○<6回戦・楽天モバイル>
勝利した首位・オリックスは再び貯金「7」。先発した宮城大弥投手(21)が今季初完封でリーグ単独トップの4勝目を手にした。
序盤の宮城は要所を締める投球。3回は一死一、二塁で3番・鈴木大に右翼への大飛球を許したが、これを右翼・茶野がフェンスに激突しながら好捕。さらに、飛び出していた一塁走者を素早い中継プレーでアウトに仕留め、宮城は不安定だった序盤を無失点で切り抜けた。
中盤以降は緩急自在の投球が冴え渡り、4回から5イニング連続3者凡退をマーク。続投した9回も危なげなくゼロを刻み、9回109球、4安打無失点、6奪三振1四球の快投で今季4勝目をプロ2度目の完封で飾った。
打線は両軍無得点のまま迎えた8回、6番・ゴンザレスが5号ソロを左翼席へ運び先制。さらに二死後、9番・佐野皓も今季1号を左翼ポール際へ運び2-0とした。
早川との投げ合いを制し、無傷の開幕4連勝とした宮城は「めっちゃうれしいです」と笑顔。「早川さんもいいピッチングをしてましたし、先に降りたくないという気持ちで投げてました。先頭(打者アウト)をしっかり意識することができてよかったと思います」と好投を振り返った。
「バックに助けられて良いテンポで投げられました。捕ってくれなかったら点を取られて状況が変わっていたと思います」と、野手陣の堅守にも感謝した。