状態上向きなロッテ・ポランコ (C) Kyodo News

◆ 昨季24発の“パワー”炸裂

　ロッテは3日、敵地での楽天との一戦に2－0で勝利。スコアレスで進んだ延長10回、グレゴリー・ポランコに3号2ランが飛び出し、これが決勝打となった。

　ポランコは前日のゲームで2号ソロを含む猛打賞をマーク。勢いに乗ってこの日のゲームを迎えたが、序盤は相手先発・則本昂大の前に3打席凡退、うち2打席は三振と快音は響かなかった。

　それでも0－0のまま迎えた延長10回、無死一塁で迎えた第4打席で内星龍の初球をフルスイング。打った瞬間それと分かる一発をライトスタンドに叩き込んだ。


　3日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した坂口智隆氏は、ポランコについて「長打が少ないチームと言われていたところで、この選手がホームランを打ち始めると大きい」と語り、打線の起爆剤として期待を膨らませる。

　同じく番組に出演した谷沢健一氏も、「まだ打率は低いけれども、こうして軸ができてくるとロッテにも得点を取るチャンスが増えてくる」とポランコの存在に注目。20試合で打率.180と苦戦の跡が見受けられるが、ここ3試合連続で安打を放って調子は上向き。ここからの爆発なるか、要注目だ。


☆協力：フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』

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