◆パ・リーグ　楽天０― ２ロッテ＝延長１０回＝（３日・楽天モバイル）

　楽天は投打がかみ合わず、ロッテに完封負け。今季はここまで２度の延長戦で勝利していたが、接戦を制することができなかった。

　延長１０回無死一塁。３番手でマウンドに上がった内がポランコに右翼席へ２ランをたたき込まれ、試合が決まった。６登板目で初の失点。石井一久監督は「ドンドン挑んでいかないといけない。失敗もあるし成功もある。そうやって成長していかないといけない。内１人を責められない」とねぎらいの言葉をかけた。

　中１４日で先発した則本は要所を締める投球で今季最長の８回を投げ、５安打無失点。今季初の白星を狙うマウンドとなったが、援護に恵まれずお預けとなった。

　一方、打撃陣は６個の四球を選ぶなど毎回走者を出していたが、打線がつながらず７残塁で無得点。今季初の４連勝を逃し、石井監督は「いろいろアプローチをかけている中で小島君に対して後一本が出ないのがずっとやれているところ」と肩を落とした。

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