◆パ・リーグ　日本ハム５―１ソフトバンク（２９日、エスコン）

　日本ハムはソフトバンクに５―１で連勝を飾り、今季２度目のカード勝ち越しとなった。

　打線は３回、松本剛の１０試合連続安打となる右前適時打、万波の右犠飛で２点を先取。１点を返された直後の５回は「８番・右翼」で先発したドラフト１位・矢沢宏太投手（日体大）がプロ第１号となる右越えソロ。ソフトバンク先発・藤井の内角高め１５０キロを豪快に振り抜き、２階席に突き刺した。更に１死二塁から松本剛の２打席連続タイムリーとなる中前適時打も飛び出してリードを広げる。７回にはアルカンタラが板東から右翼席へ２号ソロを放って突き放した。

　投げては今季初先発のメネズが５回途中を１失点。捕手のマルティネスと共に球団では初、パリーグでは３２年ぶりとなる外国人バッテリーで試合をつくった。２番手で登板したドラフト６位右腕・宮内は５回１死満塁の危機を１点で防ぎ、火消しに成功。後を受けた堀、玉井、ロドリゲス、杉浦も無失点でつなぎ、勝利に貢献した。

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