【ソフトバンク】森唯斗、通算465試合目でプロ野球史上“最遅”先発初勝利 6回無失点の好投
スポーツ報知
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2023.4.27(木) 21:13
◆パ・リーグ ソフトバンク5―3楽天(27日・ペイペイドーム)
ソフトバンク・森唯斗投手が今季初登板初先発し、6回4安打無失点で6三振を奪う好投を見せ、白星をつかんだ。「野手のみなさんに助けられて、6回まで投げることができました。無失点で中継ぎの方につなぐことができて良かったです」。18年にセーブ王に輝くなど、通算127セーブを挙げる右腕がプロ10年目の今季は勝負の先発転向。同465試合目での先発初勝利はプロ野球史上最も遅い記録となった。
気迫にあふれた投球だった。初回を3者凡退に打ち取ってリズムに乗ると、4回に連打で背負った無死二、三塁のピンチも強気に攻めた。フランコをフルカウントから低めナックルカーブでバットに空を切らせ、岡島は三ゴロ斬り。2死一、三塁から山崎を四球で歩かせたものの、安田を2ボール2ストライクから懐をえぐった140キロカットボールで二ゴロに仕留めた。窮地を脱して右拳を握ってほえた。
春季キャンプ序盤に右足を痛めて離脱。開幕2軍だったが、ウエスタン・リーグで3試合に先発し、2勝1敗、防御率0・48と結果を残して1軍切符をつかみとった。
打線も森の力投に応えた。両軍無得点の6回1死満塁で栗原が右越えの4号グランドスラム。1点差に迫られた7回には1死二、三塁から近藤が右犠飛で貴重な5点目を追加した。
チームは連勝で4カードぶりに勝ち越し、2位に浮上。本拠地ペイペイDでは球団記録を更新する開幕7連勝だ。
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