オリックス戦に先発した日本ハム・伊藤大海 (C)Kyodo News

● 日本ハム 7 － 8 オリックス ○
＜4回戦・エスコンF＞

　日本ハムは今季ワースト更新の借金9。5回途中6安打6失点で降板した先発・伊藤は開幕3連敗となった。

　日本ハム先発・伊藤、オリックス先発・宮城。侍ジャパン同士の投げ合いは思わぬ打撃戦となった。伊藤は初回、1番・太田への四球からピンチを招き、4番・森に中前適時打を許し先制点を献上。さらに、6番・シュウィンデルには右中間突破の2点適時二塁打を浴び初回から3点を失った。

　2回に味方打線が5点を奪い試合をひっくり返してもらったが、2点リードの4回も四球絡みで1失点。今季初勝利の権利がかかる5回は、先頭の3番・中川にこの試合5つ目となる四球を与えたあと、森に逆転2ランを右翼席へ運ばれた。右腕は逆転されたところで降板。これで今季2戦目から3登板連続4失点越えで防御率は5.82に悪化した。

　打線は2回にオリックス先発・宮城を捕え、四死球を挟む怒涛の5連打で一挙5得点。再び追いかける展開となった6回以降も粘り強く反撃したが、3番・松本剛の4安打3打点の活躍も実らず本拠地でのシーソーゲームを落とした。