元ヤンキース同僚も絶賛「メジャーでも通用する」オリックス・山下が7回0封8Kで2勝目

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2023.4.23(日) 17:05

オリックスの山下舜平大[写真=北野正樹]

○ オリックス 4 - 1 西武 ●
<6回戦・京セラD大阪>

 オリックスは2カード連続の勝ち越しで貯金3。先発した山下舜平大が7回3安打無失点と好投し、今季2勝目を手にした。

 前回登板から中11日を空けて3度目の一軍マウンドに上がった山下は、150キロ台のストレートとカーブのコンビネーションで散発3安打の快投。4番のデビッド・マキノンには二塁打2本を許したものの、後続を許さずスコアボードにゼロを並べた。

 一方、援護したい打線は相手先発のディートリック・エンスに5回まで1安打に抑え込まれていたが、両軍スコアレスで迎えた6回、8番に打順を下げたマーウィン・ゴンザレスが4号先制2ランを放つと、さらに打線が繋がりこの回一挙4得点。集中打で若き右腕を援護した。

 山下は投球のほとんどをストレートとカーブだけで組み立て7イニング102球。3安打無失点、3四球8三振の申し分ない内容で、本拠地初登板を白星で飾った。

 試合後のヒーローインタビューでは、殊勲打を放ったゴンザレスが山下の投球を絶賛。かつてヤンキース、アストロズ、レッドソックスなどでプレーし、メジャー通算107本塁打をマークした新助っ人は、「間違いなくメジャーでも通用するものを持っていると思います。特に真っすぐは本当に凄い球を投げているし、どうやって打者を打ち取っていくのかということも含めて、メジャーで通用すると思っています」と太鼓判。ゴンザレスとともにお立ち台に上がっていた高卒3年目の剛腕は、恐縮した様子で客席からの拍手を浴びていた。

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