◆パ・リーグ　ロッテ６―０ソフトバンク（２２日・ＺＯＺＯ）

　ソフトバンクが今季３度目の完封負けで初の４連敗。初めて首位陥落となった。

　またも先発が“魔の５回”につかまった。今季から先発に転向した藤井は開幕から２戦２勝、１２回２／３連続無失点と絶好調。この日も４回１死まで完全と快投していたが、０―０の５回。安田の内野安打で初めて先頭打者を塁に出すと、連続四球で無死満塁。１死後、平沢に右前適時打を浴び、今季初失点。連続無失点も１７回で止まった。

　なおも２死満塁から友杉に押し出し四球を与えたところで降板。救援した松本裕も味方の失策で１点を失い、藤井は４回２／３を３安打３失点（自責２）で１敗目を喫した。４連敗中は石川、東浜、武田、藤井と４試合連続で先発が５回途中降板と綻びが生じている。

　打線は増田を２番に入れ、３番・近藤、４番・柳田、５番・栗原と今季初めて中軸の打順を変更するなど組み替えたが、ロッテ・西野の前に７回まで２安打と沈黙した。

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