◆パ・リーグ　ロッテ―ソフトバンク（２２日・ＺＯＺＯ）

　ソフトバンク・藤井皓哉投手が今季初失点を喫し、開幕からの連続無失点は「１７」イニングで止まった。

　初回は最速１５４キロを計測し、３者連続三振と抜群の立ち上がり。４回１死までパーフェクトが続いた。友杉に初安打となる右前打を許しても中村、山口と直球、フォークのコンビネーションを軸に後続を断った。

　０―０の５回。安田の二塁内野安打でこの日初めて先頭打者を塁に出すと、続く井上には初めての四球、ポランコにも四球で無死満塁のピンチを背負った。田村は空振り三振に斬ったが、平沢に１３４キロフォークを右前適時打とされ、今季初めて失点した。さらに２死満塁で友杉に押し出し四球。２点目を失ったところで降板した。

　今季から先発転向の右腕はこの日まで開幕２戦２勝、１２回２／３連続無失点と無双だった。３連敗中のチームは石川、東浜、武田と先発陣が３試合連続で５回途中降板しており、藤井も“魔の５回”につかまった。

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