【楽天】西口直人が決勝点献上し今季初の連勝逃す 石井一久監督「彼一人のせいじゃない」

スポーツ報知

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2023.4.19(水) 21:18

8回に決勝点を献上した西口直人(カメラ・岩田 大補)

◆パ・リーグ オリックス2―1楽天(19日・京セラドーム)

 楽天は接戦を落とし、今季初の連勝を逃した。先発の早川隆久投手が6回5安打無失点の好投も実らなかった。

 1―0の7回に登板した鈴木翔が2死二塁から頓宮に右前適時打を許し、同点とされると、8回に西口が3安打を許し決勝点を献上した。14試合で9登板と登板過多が懸念される右腕は本来の姿を見せられず3敗目を喫した。石井監督は「丁寧に抑えようという気持ちがすごく強いから、ああいう大事な場面でいくので、もちろんやられることもあるんですけど結局やられているときは大事にいきすぎているかなというのはある。ただ、彼一人のせいじゃない。もう1点多く取れていたらまた違ったと思います」とかばった。

 打線は1―2の9回に2死一、二塁で山崎が右前打を放つも、二塁走者・西川が本塁で憤死し、力尽きた。21年から7連敗中だった天敵・田嶋をこの日も打ち崩すことができず。指揮官は「何とか、前に前に(走者を進める)というところを意識してやっていますけど、それでバントが多くなっていますけど、今日みたいな試合は5点取るという試合ではない。1点取った後の2点目、3点目というところまでは追いかけていかないといけない展開。そこが一押し(が必要)ということですね」と追加点を奪えなかったことを敗因に挙げた。

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