【楽天】石井監督 逆転食らった西口の精神面を指摘

スポーツ報知

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2023.4.17(月) 03:00

3番手で登板した西口

◆ソフトバンク6―3楽天(16日・楽天モバイルパーク宮城)

 楽天は、岸孝之投手(38)が6回2失点で通算150勝の権利を持って降板も、8回に西口直人投手(26)が中村晃に2ランを浴び、痛恨の逆転負けを喫した。

 ベテランの快挙も、首位ソフトバンクからの連勝も、一瞬で吹き飛んだ。悪夢の始まりはマイケル・フランコ内野手(30)の凡プレー。先頭・牧原がフルカウントからワンバウンドのフォークで空振りも、捕手からの何でもない送球を一塁・フランコが捕球できず、出塁を許した。

 難なく1死のはずが、無死一塁と同点のピンチに。西口は続く中村晃に、3ボール1ストライクからの高め直球を右翼席に運ばれた。

 試合後、石井一久監督(49)は、フランコのプレーについては「映像を確認してみる」と話すにとどまったが、西口の被弾には「打者有利なカウントにしてしまった。打たれる前の4球を切り替えて投げられたのかというところですね」と、精神面の動揺を指摘した。

 バットでも3戦連続無安打のフランコは「言い訳はしない。捕らなきゃいけなかった」とガックリ。渡辺直人内野守備走塁コーチ(42)は「集中力を欠いたとは思わないが、打率が上がっていないというのもあるかもしれない。まじめな選手なので、本人が一番よく分かっていると思う」と心技両面での立ち直りを期待していた。

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