「ボーンヘッドに見える」日本ハム・マルティネスの走塁にOB岩本氏が苦言

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2023.4.17(月) 07:19

日本ハム・新庄監督 (C)Kyodo News

◆ 笘篠氏は外国人選手へ指導するコツについても言及

 日本ハムは16日、本拠地での西武戦に2-6で敗戦。2連敗を喫しカード負け越しとなった。

 西武の先発・エンスをなかなか攻略できずにいた打線は、2点を追う5回にまずい攻撃があった。

 一死から5番・万波中正が四球、6番・マルティネスが死球で出塁し、ノーヒットで一・二塁のチャンスを作るも、続く7番・上川畑大悟の打球がファーストゴロとなり、一塁手がベースを踏み二塁へ送球。一塁走者のマルティネスはスライディングすることもなく呆気なくタッチされ、ダブルプレーでチャンスが潰えた。

 同日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した日本ハムOBの解説者・岩本勉氏は「一塁走者のマルティネスの走塁がとてもボーンヘッドに見える」と、5回の攻撃終了の場面を指摘。

 同じく出演した解説者の笘篠賢治氏は、「ファーストがボールを捕って一塁ベースを踏んだら、一塁走者のマルティネスをアウトにするにはタッチプレーになる。一塁走者のマルティネスがランダウンプレイなどに持ち込めば、二塁走者の万波中正をホームに行かせる時間を作ることができた。ランナーが一瞬でも打球がどうなったかを確認する習慣を、チーム全体で作るべき」と、走塁意識の欠如が表れてしまった一連のプレーについて苦言を呈した。

 続けて、笘篠氏は外国人選手に対する指導法についても触れ、「言い方は難しいものがある。私も外国人選手を指導したが、まずはその外国人選手を肯定し、褒めてから細かい指導をすると、すごく話を聞いてくれる」と、自身の指導経験も踏まえて話した。

 今季ここまで打率.185に1打点と、調子の上がらないマルティネス。2018年に育成選手として中日に加入し、今季からパ・リーグでプレーする助っ人外国人の活躍が、日本ハム浮上のカギを握っているかもしれない。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』


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