岸孝之、通算2000奪三振達成も150勝はお預け…楽天は救援陣崩れ逆転負け
ベースボールキング
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2023.4.16(日) 17:21
通算2000奪三振を達成した楽天先発の岸 (C)Kyodo News
● 楽天 3 - 6 ソフトバンク ○<2回戦・楽天モバイル>
楽天は逆転負けで再び借金4。先発の岸は6回2失点で勝利投手の権利を持って降板したが、後続が逆転を許し通算150勝達成は次戦以降へ持ち越しとなった。
本拠地で通算150勝&2000奪三振のダブル達成が期待された岸。3回一死から7番・上林を見逃し三振に仕留め、史上23人目となる通算2000奪三振に到達した。2点リードの5回に追いつかれるも、6回99球、5安打2失点と粘り降板。その裏、味方打線が押し出し四球で3点目を奪い勝利投手の権利を得た。
しかし、1点リードの8回表に悪夢が待っていた。3番手の西口は先頭の牧原大を空振り三振に仕留めたと思われたが、振り逃げ阻止で一塁へ送球した捕手・炭谷のボールを一塁・フランコが捕球ミス。思わぬ失策で先頭打者の出塁を許した。西口は続く中村晃に痛恨被弾。3ボール1ストライク後の直球を右翼席へ運ばれ逆転を許した。
1点ビハインドの9回は4番手・宮森が乱れ致命的な2失点。反撃した打線はソフトバンクの勝ちパターンに封じられ、西口に今季2敗目が記された。