【西武】エンスが6回無安打無失点で今季初勝利「とてもホッとしています」

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2023.4.16(日) 17:26

力投する先発のエンス(カメラ・中島 傑)

◆パ・リーグ 日本ハム―西武(16日・エスコン)

 メジャーの球場のような雰囲気で、リフレッシュすることができた。西武・エンス投手は天然芝の香りに故郷を思い出していた。「アメリカで投げているような感覚で投げられたというのがありました」。立ち上がりから最速150キロの速球、鋭いカットボールを左腕からテンポよく投げ込んでいく。6回まで7者連続を含む8奪三振。無安打無得点の大記録も予感させたが、7回からは強力な中継ぎ陣に後を託した。「次の回もいきたい気持ちではあったんですけど、中継ぎ陣も信頼できる投手が多いので、後は託したという感じでした」と納得の上で交代。今季初勝利に「とてもホッとしています」とひげ面をほころばせた。

 来日1年目の昨季、初めて札幌を訪れた際に気に入ったのが乳酸飲料の「ソフトカツゲン」。昨年の登板時に飲んで勝利を挙げたことで、今回もゲンかつぎの意味も込めて飲んだという。「できれば4リットルくらい東京に持ち帰りたいと思っています」というくらい気に入った様子。“勝つ源”のドリンクを飲んで3戦目にしてつかんだ今季初勝利。エンスの2年目のシーズンがようやく幕を開けた。

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