【西武】隅田知一郎は球団ワーストの12連敗 「同じ事の繰り返しになってしまっている」

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2023.4.12(水) 22:05

4回に4点目を失う隅田知一郎 (カメラ・佐々木 清勝)

◆パ・リーグ 西武3―5ロッテ(12日・ベルーナドーム)

 西武の隅田知一郎投手がロッテ戦に先発し、5回2/3、109球を投げて5安打、5失点で降板。昨季からシーズンをまたいでの自身の連敗は12となり、球団ワースト記録となった。

 同点で迎えた4回、先頭の中村奨、山口と連続四球で無死一、二塁とピンチを広げて、ポランコに勝ち越し打を許した。「先頭打者に無駄な四球を出したところから始まって、自滅してしまいました。常に打者に向かっていく気持ちでマウンドに上がっていますが、自分でカウントを作っても、相手に有利なカウントに持っていってしまっている。自分に有利なカウントのうちにアウトを取ることができれば、結果は変わっていたと思います」と反省した。

 「前回の楽天戦もそうですが、同じ事の繰り返しになってしまっている。次回の登板では、次はないくらいの気持ちで臨まなければいけないと思っています」と悲壮感を漂わせた。

 松井監督は「先頭の四球も出したくて出しているわけではない。球自体はいい。僕たちも何とか隅田に、と思う。次の登板ではどんな形でも勝ちをつけられるように」と温かい言葉で、仲間たちの思いを代弁した。

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