◆パ・リーグ　ソフトバンク３―１西武（９日・鹿児島）

　一丸となって、連敗を２で止めた。３点リードの６回。藤井が２死から安打と連続四死球で満塁のピンチを背負ったが、救援した嘉弥真が栗山を１球で二ゴロに仕留めた。藤井は５回２／３を２安打無失点。開幕からの連続無失点は１２回２／３に伸び、先発転向した今季は２戦２勝だ。「何とか０でいこう、と。その辺は良かったです」。チームの今季６勝は全て先発投手に白星が付いており、千賀（現メッツ）のメジャー移籍を感じさせない充実ぶりだ。

　１１日の日本ハム戦（ペイペイＤ）でモイネロが１軍に合流する予定。キューバ代表でＷＢＣに出場し、３月２９日の再来日後はファームで調整し、この日の２軍戦で復帰登板した。藤本監督は「８回はこれで決まる。後ろがもう少し楽になる」と、ほほ笑んだ。盤石な投手陣が、さらに強固になる。（中村　晃大）

関連ニュース

・【ソフトバンク】牧原大成「絶対いきますよ」肩甲骨に死球で途中交代も次戦以降の出場へ決意
・【ソフトバンク】モイネロ１１日の日本ハム戦から１軍　“８回の男”ＷＢＣキューバ代表→来日後の調整完了
・【ソフトバンク】藤本博史監督、西武・高橋光成に脱帽「最高の投球された」今季初の完封負け…一問一答
・【ソフトバンク】今季初完封負けで開幕５連勝のち２連敗　大関友久が９回途中１失点の力投も実らず
・【ソフトバンク】球団５年ぶりの１イニング４三振　西武・高橋光成に序盤は苦戦